バイクショップ スピードスターの整備

お気に入りのバイクは長く、大事に乗っていきたいですよね。
ですから、バイク点検・整備についても知っておくといいでしょう。
バイクのショップにいると、購入だけでなく点検、整備などで来店されるお客さんももちろん多いです。
中には、長い間乗っていなかったバイクに久しぶりに乗る予定ができ、
バイクに乗る前の点検・整備についてできるだけ詳しく教えてほしいという人もいます。
そういったとき、この長い間、という期間が果たしてどれくらいかにもよるんですが、
何年も経ってれば固着やさびが考えられます。

そして何年も放置していた場合は、ガソリンも腐ってる、もしくは水が含まれている可能性があります。
これはショップ店員でなくても、確認すれば素人でもガソリン自体に異臭がするのでわかると思います。
なのでタンクを降ろして、まず古くなったガソリンを捨てましょう。
ガソリンスタンドで廃油させてもらって、新しいガソリン入れてもらいましょう。
ガソリンが新しいものになることによって、自分の気持ちも新しくなるかと思います。
ちなみにガソリンは普通半年から1年が交換の目安になります。
たまに激安販売されてるオイルはそんな半年以上経ったオイルが多いですから要注意です。

ガソリンはいわば、バイクのエンジンの血液です。大事なバイクですからちゃんと交換しましょう。
そして安全面でもブレーキ関係はちゃんと点検、整備しておきたいものです。
長い間放置していたのであれば、まずディスクはさびていることでしょう。
ディスクがさびていると、本来の力が出ません。
なので、近場でもいいので、低スピード発進からブレーキ、これを繰り返して確認してみましょう。
繰り返して本来の力をみることが大事なのです。

これをやってないと、急ブレーキが必要になった時100%の力で止まれませんので危険です。
安全のためにも注意が必要といえます。
あと固着してる可能性も忘れてはいけません。一番初めの低スピードからブレーキは気をつけましょう。
その後、ブレーキフルードの量が減ってればホースの亀裂がないかを見て、なければ足しておきましょう。
色が汚かったら交換が必要ですが、これはショップに頼むのが一番確実でいいでしょう。
私がショップにいるから進めるというわけではなく、素人さんではフルード交換は無理です。
そして忘れずにタイヤにも注目です。溝はもちろん、サイドに亀裂入ってる場合あります。
パンクはしないかもしれませんが、完璧とはいえないので、できれば交換がいいです。

エアーチェックもしておくといいですね。
電装については、ヘッド、ウインカ、テールとブレーキ、これは絶対チェックは必要です。
またハンドルの不具合については、おかしくないかをチェックをして、
不具合があればぜひショップに来てほしいです。
あとは、バッテリ液の量点検と、チェーンのたるみが多ければ張りましょう。
気になったところは安全の意味でもちゃんとしておくといいですね。